Bài tập đọc hiểu tiếng Nhật trình độ N2 - 人間はなぜ都市をつくるのか

diudang189

*-: a happi-girl :-*
Thành viên BQT
 人間は道具を作るとともに火を使うことを覚え、地上最強の動物となりました。人間はさまざまな動物を食べて生きていますが、人間を食べて生きている大型の動物はいません。

 その最強の動物である人間も、獣たちに寝込みなど不意をつかれると弱かったのです。このため人間はつねに警戒しながら生活しなければなりませんでした。それには防壁をつくり、大勢で集まって住むのが一番でした。

 (  ①  )、人間にとって最大の敵は、なんといっても他の人間でした。そのことは現在でも同じです。人間は昔から刀、槍、弓、鉄砲と多種多様な武器を作ってきましたが、大砲から後に作られた武器は、人間に向けるしかないものなのです。人間はまず、他の人間からの安全が必要でした。人びとは安全を求めて、都市を山の上など不便なところにつくりました。それらの都市は、敵の攻撃の対象になりやすかったため、その周囲を城壁で囲みました。さらに普段は平地にある町に暮らしながらも、強力な敵が攻めてきたときは、そこを放棄して、山の中に築かれた要塞にこもる用意もされていました。アテネなどの②ギリシャ諸都市にあったアクロポリスと呼ばれるものが、そうした場所だったのです。
                
(藤田弘夫「人間はなぜ都市をつくるのか」より)​

問1( ① )に入る語はどれか。
1 もっとも    2 しかし    3 やはり    4 なぜなら

問2 ②「ギリシャ諸都市にあったアクロポリスと呼ばれるものが、そうした場所だったのです」とあるが、アクロポリスの説明として適当なものはどれか。
1 アクロポリスは獣や敵から住民を守るために居住地の周りに作った防壁のこと。
2 アクロポリスは泥棒や強盗から住民の命や財産を守るために築いた要塞のこと。
3 アクロポリスは敵から都市を守るために、その周囲に築いた城壁のこと。
4 アクロポリスは強力な敵が攻めてきた場合に備え、山の中に築いた要塞のこと。
 
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