Bài tập đọc hiểu tiếng Nhật trình độ N1 - 使える!『徒然草』

penguin20110

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物事をはじめても、「うまくなるまでは周りには黙っておこう。」と、こっそり習っている人は多い。しかし、そういう人は決して上達しない。たとえば英会話を習うことを思い浮かべてみれば、わかりやすい。下手だと恥ずかしいので、うまくなってから人前でしゃべろうというのでは、絶対にうまくならない。特に語学の才能がない人でも、下手だと笑われようと、どんどん人前で話すことで会話は上達していく。

それは語学習得だけではない。楽器なども一人で練習しているだけではなかなか上達しないが、人前で発表するような機会があると、格段に上達するものだ。その際、恥ずかしさを捨てることが上達の基本だ。といっても、恥ずかしいという気持ちをまったくなくす必要はない。むしろ少しぐらい緊張感があった方がいい。恥ずかしい自分はあるが、とりあえず、その②恥ずかしがる自分を括弧でくくっておいて、「ここでは、今の自分の力を出しきってみよう」と、チャレンジすることが肝心なのだ。
(斎藤孝「使える!『徒然草』」より)​

問1 ①「それは」は何を指しているか。
1 人前で発表する機会が多いほど上達すること。
2 恥をかくことが多ければ多いほど上達すること。
3 生まれつきの才能がなくても、人は努力すれば必ず上達すること。
4 人前で恥をかくことを恐れずチャレンジする人が上達すること。
問2 ②「恥ずかしがる自分を括弧でくくっておいて」とあるが、これはどういうことを言っているか。
1 自分の恥ずかしいという気持ちを、人に知られないようにすること。
2 恥ずかしさを一旦心にしまって、勇気を出して試みること。
3 恥ずかしさを強く意識することで、練習の励みにすること。
4 絶対に恥ずかしくないと、自分に言い聞かせ、暗示をかけること。
 
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