Bài tập đọc hiểu tiếng Nhật trình độ N1 - 成功の森

penguin20110

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発明家エジソンは、実験と繰り返すことで、改良をその都度加えながら、数え切れないほどの行程を経て、電話機、白熱灯など、数多くの発明品を生み出していった。それと同時に、発明に至るまでのすべての過程を通して、新たな知識もまた生み出していったのである。

どの分野でも共通だが、既存の知識をそのまま鵜呑みにし、知ったかぶって、「これは無理だ」という一言で片づけてしまえば、そこでものごとは簡単に終わる。だが、新しいものを創り出していく人は、既存の知識をうまく消化し、そこに更に自分の思考を加えることができる。そしてエジソンが実験を繰り返したように、自身の身体を使うことによって、①それまでとはまったく違った新しい世界を作り出していく。人が行動を起こすときには、必ず選択が行われている。その際、知識は選択に至るまでの思考に幅を与え、選択肢を増やす働きをしている。だが、②たとえ豊富な知識を持っても、自分が何も行動しなければ、その知識は何の意味も持たないのである
(磯崎史郎、川越真理「成功の森」より)​
・知ったかぶる:それほど知らないのに、何でも知っているようにふるまう。

問1 ①「それまで」とあるが、何を指しているか。
1 既存の知識の世界
2 今までの実験の結果
3 発明に至るまでの過程
4 新たな知識の世界
問2 ②「たとえ知識を持っても、自分が何も行動しなければ、その知識は何の意味も持たないのである。」とあるが、筆者が言いたいことは何か。
1 行動に結びつかないような知識をいくら学んでも意味はない。
2 新たな知識への欲求が高いほど、行動への欲求も強くなる。
3 知識は新しいものを作り出す行動と結びついてこそ価値がある。
4 知識と行動を比べたとき、行動の方がより重要である。
 
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