-nbca-
dreamin' of ..
人間は世界中のさまざまなところで生活をしている。特に自然条件の厳しい地域で生活する人たちは、手に入れられる食べ物の種類が極めて少ない。それでも、その人たちは何千年、何万年とその地域で生活し続けている。その長い年月から、すばらしい知恵が生まれてきたのである。
それは「もったいない」という知恵である。別の言い方をすれば、「( (1) )」ということだ。イヌイットの人たちは、アザラシや白熊などを食べるとき、内蔵までも食べる。南米には、食べ物はほとんどトウモロコシだけという生活をしているインディオの人たちがいる。彼らはトウモロコシを天日で干して、一粒ずつ手でむしって粉にし、パンを作って食べる。そうすれば、栄養がつまった胚芽の部分まで、全部食べることができる。このように主となる食べ物を「( (1) )」ことによって、ある程度の栄養のバランスが取れるのである。もちろん彼らは栄養のバランスを考えてそうしてきたのではないだろう。手に入る乏しい食べ物を「もったいない」と思う気持ちがそうさせたのである。私は、どんなに時代が変わっても、この「もったいない」という考えこそが、私たち現代人が自らの食生活を考え上での大きな指針ではないかと思うのである。
問1: 2箇所ある( (1) )には同じ文が入るが、それはどれか。
1 むだなく食べる
2 いろいろ食べる
3 食べられるだけ食べる
4 必要な量だけ食べる
問2: 筆者の意見に合っているのはどれか。
1 現代人の食生活は豊かになったのは、手に入る食べ物の種類が増えたからだ。
2 私たちもイヌイットの人たちのように、栄養のバランスが取れた食事をしよう。
3 昔からの食べ物の良さを見直し、現代人の飽食の生活を改めよう。
4 「もったいない」という観点に立って、現代人の食生活を見直そう。
それは「もったいない」という知恵である。別の言い方をすれば、「( (1) )」ということだ。イヌイットの人たちは、アザラシや白熊などを食べるとき、内蔵までも食べる。南米には、食べ物はほとんどトウモロコシだけという生活をしているインディオの人たちがいる。彼らはトウモロコシを天日で干して、一粒ずつ手でむしって粉にし、パンを作って食べる。そうすれば、栄養がつまった胚芽の部分まで、全部食べることができる。このように主となる食べ物を「( (1) )」ことによって、ある程度の栄養のバランスが取れるのである。もちろん彼らは栄養のバランスを考えてそうしてきたのではないだろう。手に入る乏しい食べ物を「もったいない」と思う気持ちがそうさせたのである。私は、どんなに時代が変わっても、この「もったいない」という考えこそが、私たち現代人が自らの食生活を考え上での大きな指針ではないかと思うのである。
問1: 2箇所ある( (1) )には同じ文が入るが、それはどれか。
1 むだなく食べる
2 いろいろ食べる
3 食べられるだけ食べる
4 必要な量だけ食べる
問2: 筆者の意見に合っているのはどれか。
1 現代人の食生活は豊かになったのは、手に入る食べ物の種類が増えたからだ。
2 私たちもイヌイットの人たちのように、栄養のバランスが取れた食事をしよう。
3 昔からの食べ物の良さを見直し、現代人の飽食の生活を改めよう。
4 「もったいない」という観点に立って、現代人の食生活を見直そう。