Bài tập đọc hiểu tiếng Nhật trình độ N1 - 2010/10/22

penguin20110

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文化人類学の領域で、文化についての定義は学者によって様々ですが、私はアメリカの人類学者、c・k・クラックホーンの定義をよく用います。すなわち、「文化とは歴史的、後天的に形成された、内面的および外面的生活様式の体系である」という定義です。文化という語には高い教養とか洗練されたというイメージが結びつきがちですが、それも含めて、「生活の仕方そのもの」が文化なのだという考え方です。

道徳や価値観のような目に見えない心の作用も、家の建て方や挨拶の仕方など目に見えるものも、どれも人が家族や地域社会のなかで後天的に習得したものです。それが歴史的に変化し、発展したり衰えたりするのです。

もとより言葉も文化の重要な要素の一つであり、しかも文化の特徴や個性は、言葉にはっきりと表れると言われています。(1)それは単に発音のしかたや文法の違いに出るだけではなく、自然現象など「物事のとらえ方」や、悲しみや喜びのような「心の動き」の表現にも、地域の方言や言語の個性が表れるてくるのです。
(比嘉政夫『沖縄からアジアが見える』より)​

問1 (1)「それは」の「それ」は何を指しているか。
1 生活の仕方     2 文化の特徴や個性
3 後天的に習得したもの 4 目に見えない心の作用

問2 筆者が述べている内容と合っているのはどれか。
1 地域の方言や言語の個性は、発音のしかたや文法の違いというより、「心の動き」の違いに現れる。
2 文化というのは、人が後天的に習得したものであり、主に精神的なことがらを指している。
3 文化は歴史的に変化し、発展したり衰えたりするが、その中で最も変化しにくいのが言語である。
4 文化というのは、人々の暮らし方の総体であって、道徳や価値観、教養といったものだけを指すのではない。
 
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