Bài tập đọc hiểu tiếng Nhật trình độ N1 - 「弱肉強食」

penguin20110

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「弱肉強食」という形容詞は、この世の生きとし生ける動植物に、あまねく通用する言葉であると思われるし、この世の生物の各種が、どれも均等に生き続けていられるよう目に見えない力が存在することを意味している哲学的な名句だと言えそうだ。 (1)「イワシは大海原の牧草である」と言われるだけに、マグロ類やカジキ類、さてはサメ類の如き大型の肉食魚類は、イワシを十分に食べて、大きく育ってゆく。
さて、大型肉食魚類の襲撃を受けたイワシ類は、ひたすらに逃げまわるが、自然はイワシの「種」を守るためにイワシに色々な特徴を与えている。まず群れをつくることが、弱いイワシに「力」を与えている。イワシを網で捕って、活け賛に泳がせておくと、イワシはすぐ群れをつくって活け賛の中をくるくる回り始める。群れを作ることで自分より大きい魚を撃退するのであるが、この群泳が続く限り、個々のイワシの生命は安泰なのである。このように自然は弱い魚にほど色々の(  2  )を与えている。
                                                 (末広恭雄「想魚記」より)

・イワシ:水面近くを群泳する小魚で、秋が旬とされる。
・生け簀(いけす):漁獲した魚や料理などに使う魚を生かしておく所。

問1 (1)「イワシは大海原の牧草である」とあるが、何をたとえているか。
1 イワシは群れを作って海を回遊すること。
2 イワシは数が多く、大きな魚の餌となること。
3 イワシは人間にとって大切なタンパク源であること。
4 イワシは海の広い範囲に存在していること。

問2 (  2  )にはどの語が入るか。
1 繁殖力
2 防衛の術
3 適応能力
4 生命力
 
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