kamikaze
Administrator
Thấy bài viết khá hay. Dù ngắn nhưng nội dung bao trùm cả văn hóa Nhật cũng như công nghệ thông tin. Copy về đây khi ai rảnh thì dịch thử nhé. Nội dung khá sau có lẽ có những điểm phải tìm hiểu thêm.
2011年の年末にウィニーの開発者、金子勇氏の無罪が確定したと報道されて、話題になっていた。
金子氏はかつてネット上で「47氏」と名乗っており、勝手に親近感をもってしまう。
この裁判の経過を振り返ってみると、日本の社会では、イノベーションはどうしてこんなに許されにくいのだろうかという思いが募ってきて、暗い気持ちにもなった。大変残念である。
ウィニーが登場した当時、この技術は世界の最先端を行っていたはずだ。非力な家庭向けのインターネット回線と、それに接続されたPCから構成された一つのシステムとしてウィニーを見れば、その分散処理の発想は現在のクラウド技術に近い発想である。また端末同士をダイレクトに繋ぐ技術にしても、スカイプを始めとする通信技術ではもはや当たり前となるような技術である。つまりウィニーは今、世の中のインターネット技術で主流となった技術を使った、洗練されたシステムであったのだ。
この技術を日本の社会は、容認できなかった結果、ウィニーの歴史に終止符が打たれてしまった。
もしかしたら、世の中を変えるイノベーションになったかもしれないものを日本の社会は受け入れることができなかったのだ。ウィニーのようなシステムの中に、収益を上げるような仕組みができれば、それは先端のインターネットサービスとなって、電子書籍や映画、インターネットテレビなど面白いサービスを世界に先駆け普及させていたかもしれないなどと、今のグーグルやアマゾンのサービスを見ていて思う。
しかしすでに7年の年月が経ってしまい、過ぎた時間は取り戻すことはできない。
日本社会では、世の中を変えるようなインパクトを持つイノベーションはなかなか受け入れられないのかもしれない。しかしこれまでの歴史をみれば、日本では画期的な発明や技術革新を産み出すことはやりにくいが、職人魂というか、一つの決まった枠組みの中で、何かを極めて行くということは得意なはずだ。自動車も日本で開発されたものではないが、今では日本の車は世界中で走っている。つまり新しいイノベーションを起こすような黎明期には弱いが、ある程度決まった技術を改善の積み重ねで極めて行くような成熟期には、力を発揮できるのではないか。
そう考えれば、インターネット技術はこれからますます社会に浸透し、当たり前のものになっていく。そうして、成熟期になるかもしれないこれからの10年、もしかしたら日本が得意な「カイゼン」の積み重ねによるサービスが、世界を席巻するような日がくるかもしれない。
個人的にはスマートフォンに期待している。「ガラケー」と揶揄(やゆ)される日本の携帯電話であったが、アンドロイドという世界共通のプラットフォームの上に作られる携帯であれば、日本の便利な先進的なサービスを海外に輸出することもそう難しいものではないだろう。
日本の産業の将来を悲観する声も聞こえる昨今であるが、筆者はこうしたことから、日本の未来は明るいのではないだろうかと楽観している。これからの10年日本がどのような分野に力を発揮するのか楽しみである。
http://www.47news.jp/47topics/premium/
2011年の年末にウィニーの開発者、金子勇氏の無罪が確定したと報道されて、話題になっていた。
金子氏はかつてネット上で「47氏」と名乗っており、勝手に親近感をもってしまう。
この裁判の経過を振り返ってみると、日本の社会では、イノベーションはどうしてこんなに許されにくいのだろうかという思いが募ってきて、暗い気持ちにもなった。大変残念である。
ウィニーが登場した当時、この技術は世界の最先端を行っていたはずだ。非力な家庭向けのインターネット回線と、それに接続されたPCから構成された一つのシステムとしてウィニーを見れば、その分散処理の発想は現在のクラウド技術に近い発想である。また端末同士をダイレクトに繋ぐ技術にしても、スカイプを始めとする通信技術ではもはや当たり前となるような技術である。つまりウィニーは今、世の中のインターネット技術で主流となった技術を使った、洗練されたシステムであったのだ。
この技術を日本の社会は、容認できなかった結果、ウィニーの歴史に終止符が打たれてしまった。
もしかしたら、世の中を変えるイノベーションになったかもしれないものを日本の社会は受け入れることができなかったのだ。ウィニーのようなシステムの中に、収益を上げるような仕組みができれば、それは先端のインターネットサービスとなって、電子書籍や映画、インターネットテレビなど面白いサービスを世界に先駆け普及させていたかもしれないなどと、今のグーグルやアマゾンのサービスを見ていて思う。
しかしすでに7年の年月が経ってしまい、過ぎた時間は取り戻すことはできない。
日本社会では、世の中を変えるようなインパクトを持つイノベーションはなかなか受け入れられないのかもしれない。しかしこれまでの歴史をみれば、日本では画期的な発明や技術革新を産み出すことはやりにくいが、職人魂というか、一つの決まった枠組みの中で、何かを極めて行くということは得意なはずだ。自動車も日本で開発されたものではないが、今では日本の車は世界中で走っている。つまり新しいイノベーションを起こすような黎明期には弱いが、ある程度決まった技術を改善の積み重ねで極めて行くような成熟期には、力を発揮できるのではないか。
そう考えれば、インターネット技術はこれからますます社会に浸透し、当たり前のものになっていく。そうして、成熟期になるかもしれないこれからの10年、もしかしたら日本が得意な「カイゼン」の積み重ねによるサービスが、世界を席巻するような日がくるかもしれない。
個人的にはスマートフォンに期待している。「ガラケー」と揶揄(やゆ)される日本の携帯電話であったが、アンドロイドという世界共通のプラットフォームの上に作られる携帯であれば、日本の便利な先進的なサービスを海外に輸出することもそう難しいものではないだろう。
日本の産業の将来を悲観する声も聞こえる昨今であるが、筆者はこうしたことから、日本の未来は明るいのではないだろうかと楽観している。これからの10年日本がどのような分野に力を発揮するのか楽しみである。
http://www.47news.jp/47topics/premium/